#7 MDMA
皆様、ご無沙汰です!Ryoです‼️
今回、3ヶ月ぶりにブログを投稿させて頂きます!
タイトルはずばり、『MDMA』です。
理由としては、最近、某大物有名人がMDMAを所持していたとして、逮捕されましたね。
私はそこで興味を持ち、ブログの題材とさせてもらいました。
今回は『MDMA』というものについて触れていきたいと思います❗️
〜MDMAとは〜
MDMA(メチレンジオキシメタンフェタミン)は、化学物質を合成した〝合成麻薬〟の一種であり、〝エクスタシー、×(バツ、ペケ)、タマ、モリー〟などという通称で呼ばれることもあります。
カプセルや錠剤で服用されることが多いらしく、世界的には、西ヨーロッパなどで製造されていたりするそうですね('ω')
〜作用・症状〜
MDMAにはノルアドレナリンやドーパミン、セロトニンなどの、脳内ホルモンや、神経伝達物質の放出を促す効果があります。
それによって、心拍数が高まり、高揚感や多幸感、親密感、信頼感を生じさせる作用があるそうです。
確認されている症状や作用は下記の通りになります!
・興奮作用による、大量の発汗
・吐き気、視野のぼやけ
・失神、悪寒
・抑うつ
・精神錯乱、不随意の歯のくいしばり
・開放性、感情への反応性の増加
・記憶障害、幻覚作用
などなど数えきれません…
中々に怖ろしいですね…
乱用して、自分がそうなると思うとなおのことですね…
MDMAを摂取すると、30分から1時間ほどで、上記のような精神変容が起こり、3〜6時間程度は持続する、とされています。
〜やってしまう原因・きっかけ〜
そもそも何故、MDMAに手を出してしまうのか…きっかけはどこにあるのか…
考えられる要因は様々あります。
・周りからの勧め、誘いに応じてしまう
・薬物の危険性・有害性を十分に知らない
・軽い興味、関心
・幻滅、憂うつ、生きがいの欠如、経済的な問題(生活環境)、退屈…などなど。
・暴力団や外国人密売組織などが大量に供給している
上記以外でも、理由は色々あると思います。
個人的な意見としては、どんな原因があったとしても、安易に薬物に手を出すのはよろしくない気がします。自分の意志をしっかりもって、誘いなどがあったとしてもきっぱり断ることが大事だと思います。
ひとたび乱用してしまうと、自分の意思ではやめられなくなってしまう危険性が伴います。
更には自分を苦しめるだけでなく、家族や友人、職場などに迷惑をかけることになり、自分を孤独に追いやる事もあり得ると考えます。
そうならないためにも、〝薬物には手を出さない!〟という明確な意志を持つべきではないかと思いました。
〜日本での規制🇯🇵〜
日本では、麻薬及び向精神薬取締法によって規制されていますが、内容は以下の通りです!(法律詳しくないので、間違えてたらごめんなさい🙇♂️)
・輸入、輸出、製造は1年以上10年以下の懲役
・譲受け、譲渡し、所持は7年以下の懲役
・使用は7年以下の懲役
・研究目的で同薬物を精製ないし使用する際は法に規定される麻薬研究者の免許が必要。
といった形で、日本では規制、ルールが敷かれています。ただ、過去には無免許で精製を行い、大学の教授と学生が書類送検される、という事もありました。
扱いに注意が必要な物であればあるほど、ルールや法律はしっかり遵守しなきゃいけないんだと改めて思わされましたね!
〜MDMAの新たな可能性〜
これほど危険なMDMA、実は近年、新たな可能性を見出しているのです!
それがMDMAがPTSD(心的外傷後ストレス障害)や、不安障害、自閉症患者の社交不安などの治療に、 効果があるという理由で、脚光を浴びているんですよ!
最初にそれを知った時は、正直、目を疑いましたね…
麻薬で治療か……と、あんまりピンとこなかったんです笑
ですが、調べてみると、面白いことが分かりました。
アメリカの食品医薬局(FDA)は、2016年11月、PTSDに苦しむ患者に対し、初めてMDMAの大規模な臨床実験を承認。
2017年には、MDMAによるセラピーをPTSD治療の、〝ブレイクスルー・セラピー〟(画期的治療法)に指定。
これはMDMAによって多くのPTSDの患者の症状が改善された、という様々な研究結果からだそうで。
また、イギリスでも、MDMAにより、退役軍人や警察官、消防士など慢性的なPTSDに苦しむ107名の患者の68%に症状の改善が見られた、という結果も出てます!
私も、前に記事で、退役軍人の数十%がPTSDに悩まされ、不眠症や、アルコール中毒、自殺や自殺未遂をする人も少なくない、というのを読んだ記憶があります。
だからこそ、この研究結果を知った時は単純にすごいな、と思いましたね笑
そして現在、米国🇺🇸やカナダ🇨🇦、スイス🇨🇭、イギリス🇬🇧、イスラエル🇮🇱で数百人規模で臨床実験が進行しており、安全性と有効性が確認されれば、FDAは数年以内に、MDMAをPTSD治療薬として承認する可能性があるそうです‼️
私はまさかこんな実験が行われているなんて思いもしませんでした( ゚д゚)
※因みに臨床実験の治療抵抗性のPTSDにおける使用量は体重1キログラムあたり約2ミリグラム以下だそうです。
1ミリグラムから知覚や認知、気分に変化が出るそう。
アメリカではこれまで違法とされてきたドラッグの医療目的での合法化が進み、MDMAがPTSD治療薬になる日もそう遠くはないでしょう。
これを経て、私は、私達はこれまでの常識や、固定観念を打ち破り、新たな可能性、というものに目を向けるべきだと感じました。
今も病気や障害で苦しんでる方はたくさんいます。みなさんが1日でも早く、1人でも多く救われることを、切に願っております。
というわけで、今回のブログはこのあたりで終わりとさせて頂きます!
長ったらしくなってしまい、申し訳ありませんm(_ _)m
MDMAについて調べてみて、自分の知らなかった事や新たな可能性についてとても多く知ることが出来ました‼️
次回更新はいつか未定ですが、またこういった題材でブログを書きたいと思います(^O^)
最後まで御一読ありがとうございました‼️